クトゥルフ神話TRPGサークル

月刊だごん 文学特集

蜘蛛の糸 KP難易度:★★★☆☆ PL難易度:★★★★★

                 プレイ目安: 8-9 時間(音声セッション)

   "東西東西、御笑覧

 天上より垂れる絲の行く末

 其処に群がる惡人どもよ

  蜘蛛の絲の導く先は極樂地獄何處へか

   噫、其れを識るは、お釋迦樣許りでございます"

 

 鋏定規の書いたシナリオ。探索も戦闘もあるんだよ!なシナリオ。

キャッチコピーは『全員悪人』。半分くらいは冗談だよ。
暴力団負債者闇医者汚職警官狂信者…そんな人々が織りなすちょっとだけ

ダーティな普通のシティシナリオである。協力しないと死んじゃうらしい。頑張って協力しあってとのこと。
尚このシナリオのコンセプトは1920年代ばりに銃火器ブッパ出来る現代日本シナリオである。珍しいですな。
さて悪人どもは無事に糸を上りきる事が出来るのでしょうか?それとも無様に地獄に堕ちてしまうのでしょうか?

精々お楽しみやがれ下さい…などと作者は供述しており非常にテンションの高いシナリオになっている。

元ネタは芥川龍之介の『蜘蛛の糸』からだがそこに作者の趣味が合わさって化学反応を起こした。

ハンドアウトが特殊なため血の気が多くなりがちだがPL同士がセーブする必要があるためPL難易度は最高位。

       (dagonpediaより 引用)

 

胡蝶の夢 泡沫の影 KP難易度★★★★★ PL難易度★★★★☆

                        プレイ目安:9-10時間(音声セッション)

"舞台は2014年の日本。季節は任意。

  それぞれの理由で探索者たちは荘子町という小さな町を通過することとなる。

バスに乗り込んでしばらくしたところで荘子町を通りかかる。

町境から出ようとしたところ、気が付いたらまた町に戻ってきていた。

出られない町で突然に増える建物、人、そして消える人、建物…。

 急激な変化を遂げる町に戸惑いを隠せない探索者に対し、

宇津木裕紀と名乗る男性がこの謎を解くのに協力するよう依頼してくる。

探索者たちは何が現実か、なにが虚構なのかを求めて町の中を行く。

 夢かうつつか幻か。 二重の歩むものの行く末もまた泡沫。"

 マダムの書いたシナリオ。探索中心のシナリオ。変貌していく状況の中でのシティシナリオ探索を想定しており、

頭を使う要素も多く取り入れられボリュームたっぷりのシナリオになっている。

特殊なカウントも行うためKP•PL共に難易度は高めだが、流れそのものは彼女のシナリオらしくベーシックなため

セッション時間をかけて遊べば誰でも楽しめるだろう。色合いはしんみり系だそうな。

元ネタモチーフとして胡蝶の夢がある。どう響いてくるのかは開帳に乞うご期待!

因みに、余談ながら荘子町についたあだ名は課金シムシティなどがあったりするとか。

       (dagonpediaより 引用)

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